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Making Our Mark

ロゴデザインに込めた想い

 

ノースドリンクウェアはどのようにして始まったのか。プロダクトデザイナーのマット (Matt Capozzi) が語るヒストリー第二回は、ロゴデザインに込めた想い。

 

僕はノース・プロジェクトを立ち上げたはじめの頃から、製品を作るだけでなく、ブランドとしての思想を作ることを目指していた。

 

山は常に僕たちのインスピレーションだ。山は、遊び場であり、聖域であり、デザインの源でもある。そして、ノース・ドリンクウェアのアイデンティティとしてもっとも大切にしていることが3つある。それは、アメリカの最高の職人による最高のクオリティの製品を作ること、大切な山という場所との本当のつながりを提供すること、そして、いつも斬新でユニークであること。それが、愛する山への恩返しになるんだと思っている。

 

名前の付け方。

ブランドの名前を決めるにあたって、愛する山々と感覚的につながるいちばん正しい方法を探りたいと考えていた。最初は、ビールを連想する名前や、パイントグラスという製品そのものに関連した名前を考えていた。けれど、ある日のブレインストーミングの中で、ずっと目指していた名前にシンプルにたどり着いた。NORTH(ノース)。方向性、感覚、冒険心。それをDRINKWAREと組み合わせることで、誕生した。いまではブランケットも作っているけれどね (笑)。

 

標識に従って。

ブランドの名前を決めたあと、ブランド価値につながるフォントデザインを探った。山を冒険するときの感覚につながるものにしたかった。僕たちの人生に冒険をもたらしてくれたものを探していくうちに、道路標識に恋をするようになった。道路標識は、いつも新たな冒険への道を常に示してくれる。アメリカの道路標識に使用されている「ハイウェイゴシック」フォントを採用することにした。ハイウェイゴシックは、連邦道路局が道路標識に使用するために1948年に発表されたフォントだ。高速走行中でも簡単に素早く読めるようにデザインされたそのベーシックな字体は、道路標識だけでなくあらゆる標識に採用され、アメリカだけでなく世界中の多くの国の標識にも使用されてもいる。まさに、アメリカにおける「旅」のオリジナルだ。

 

チューブ型のパッケージにも、ハイウェイゴシックによる道路標識の雰囲気は醸し出されている。

 

考え抜いたフォントにこだわった強みは、あらゆる素材、商品、用途にも対応できることだ。

 

グラスの底面には数ミリの太さで刻まれている文字もこだわっている。

 

色彩の不在。

山に関連したクリエイティブなインスピレーションを探していると、どうしてもアンセル・アダムスにいきついてしまう。時を超えて撮影した彼の写真は、人生で見ることのできるどの夕日の色よりも、白黒の写真でありながらドラマと感動を与えてくれる。とりわけティトン山脈とヨセミテの彼の作品は、ブランドとしてのインスピレーションの多くの原動力になった。彼のイメージは、私たちのブランドが、ホワイトとブラックで強く統一する自信を与えてくれた。すべてのパッケージからコラボレーションにいたるまで、その「色彩の不在」は統一されている。

 

アイコンの構築

力強い書体と、シンプルなカラーパレットが整い、次はブランドのロゴマーク。僕はインスピレーションを得るために、再びブランドの原則に目を向けてみた。「北」という言葉と、山という場所へのつながり。すぐに矢印のコンセプトにたどり着いた。僕たちのデザインの原点でもあるUSGSの地図でおなじみの、磁針の北の矢印のアイコンに惹かれた。ハイウェイゴシック書体と磁針の矢印をよく見てみると、何か特別なものが一緒になっている気がした。

 

そうやって導かれたノースドリンクウェアのマークは、単なる矢印ではないんだ。

 

まず、Nは、Northの最も省略されたアイコンだ。

 

また、地図で見慣れた磁針の北への矢印を表現している。

 

また、それは旗でもある。地面に立つ杭でもある。これは僕らのゴールを表している。そう。頂上に立つこと。

 

更なる進化

2014年にブランドのデザインを始めたときに、フラッグ型のロゴを作った。年月が経つにつれ、ロゴがを使用されている場所の多くが円形であることに気づいた。2019年に、さらに遠景にフィットしたアイコンを再設計した。

 

>USGSの測量標(日本で言う三角点)の円形のデザイン。山と目印とのつながりは自然にフィットする。

 

そして、円形のロゴは、場所を導くコンパスがモチーフだ。一本の矢印の磁力は、常に家への道しるべともなる。

 

これらのインスピレーションを組み合わせて、ブランドデザインのあらゆる要素を結びつけ、インスタグラムからパッケージの蓋に至るまで、すべてにおいて機能する、象徴的であり記憶に残るコンパスロゴが完成した。

 

 

 

ノースの未来にはまだまだたくさんのことがあるが、僕たちはこのブランドと理念に忠実であり続ける。僕たちは、常にユニークで、正しい方法で本物の場所と感覚的につながり、旅の中で多くのインスピレーションを与えてくれた山というものに恩返しを続けるつもりだ。

 

Matt Cappozi, Founder and Designer

 

 

 

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