
このビジネスをしていて誇らしいのは、日本の雪が世界中の憧れの的であると言うことだ。世界各国で知り合った人々が、日本でパウダースキー(いわゆるJapowというやつだ)を体験することを、人生の旅のトップリストに入れている。

だから僕は冬の間、ずっとそういう仲間が日本に来るたびにツアーコンダクターのようなコトをする羽目になる。しかし、旅は道連れ世は情け。一宿一飯の恩を向こうで受けているのだから、こちらも倍返ししないと。

今年はSweetのSales ManagerであるChrisが家族と共に来日。東京でホンモノの寿司を食わせ(オマエらの寿司は寿司じゃないんだ!)、日本刀に興味があると言われれば青山の名店を探し(包丁と言われれば合羽橋も連れていくぜ)、コンブチャが大好きだと言われても対応せねばならない(それは日本じゃないんだけどな…)。

彼らは、ニセコやハクバも興味はあるが、どちらかというと、地元だけが知るスポットを喜ぶ。彼らは旅の愉しみ方を知っている。ツーリズム的な場所よりローカルな異文化に触れる。そのためには各地の友を頼る。そりゃそうだ。僕だってそうだもの。ノザワじゃなくて、鍋倉山と新井と斑尾の裏を案内。

連れて行った鍋倉山がヨカッタので、今度は日本の友を連れて翌週に再訪。

やっぱりナベクラは、ちょうど良くていいヤマだわ。

ついでに、来年また案内することになるだろうから、白馬もチェック。仕事でお世話になっている and wander のデザイナー モリミちゃんと。

やっぱりハクバはハクバで、でっかくてイイ山だわ。
hodaka