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2017_12 Hakkoda & Akita, Japan

 

今年最後のフライトは青森へ。八甲田は、ごく控えめに言って、僕のホームゲレンデであり、ココロの山である。誇張して言えば、もうココで滑っていられれば他のどこも行かなくてもイイ、という気さえしてくる。僕は冬は毎月必ずここにいる。

 

八甲田は山スキーの聖地。その八甲田を長年支えてきている八甲田山荘と八甲田ガイドクラブの隊長、相馬さんに、僕は十年来お世話になり続けている。僕はここでバックカントリーのすべてを教わり、山でのシゴトを育ててもらい、そのままいまだに、どう恩返しすれば良いか、考えながら通い詰めている。

 

雪や山がいいのはもちろんのことだが、僕にとっての八甲田は人だ。八甲田ガイドクラブの面々、八甲田を愛して通い詰めるお客さんたち、そして地元青森の人々。東北の人々の暖かさに癒され続けているうちに、青森が第二の故郷のようになってしまっている。

 

この山に入り、樹氷の山並みを歩いていると、この景色を誰かに伝えたくなる。来月は親しい誰かを連れてきて喜ばせたくなる。それってオレのシゴトと一緒なんだよな、と思ったりすると、このあと自分の進みたい道が見えるときがある。

 

青森を終え、年越しを旧友と迎えるために、秋田へ。一番の親友が今年から都会を離れ、奥さんの実家がある秋田へ引っ越したのだ。彼はそこで地方からテレワークで仕事を継続しながら、夢である田舎ライフを送るのだと言う。漁師になって、猟師になって、山と川と海と暮らすのだ、その夢を見せたいから大晦日に来い、と言う。来いと言われるとすぐ行くのが僕の優れたところだと思う。

 

まずは、集落の行事であるナマハゲになれ、と言う。移り住んだ集落に誇るべき伝統行事ナマハゲがあった。ナマハゲ役は地元の若衆がやるものだが、残念ながら若者がおらずその文化が潰えようとしている。オレとオマエが助けなくてどうするのだ、と彼は言う。そういうこと言われるとすぐやるのが僕の優れたところだと思う。

 

2017年大晦日。今年もたくさん旅をしてたくさん遊びました。
来年もアソビの鬼になって過ごして参ります。

 

 

hodaka