第二のホームタウン・ノルウェーへ。どうせ自分で始めたのだから、展示会に出掛ける際は必ず山に行くと決めた。

ノルウェーでは友が待っていた。先々週に北海道で、先週にドイツで、そして今週はノルウェーで、三週連続。「着替えとブーツを持ってくればいいよ。板ならある」そんな友が世界中にいると、とても助かる。

通い詰めるうちに、オスロでは宿いらずになってきてしまった。「ここはオマエのオスロの家だと思ってくれればいい」彼の趣味は料理で遠方の友をもてなすこと。そんな友が世界中にいると、控えめに言って、とても助かる。

車で4時間。ノルウェーの誇るスキーリゾート、Hemsedal (ヘムセダール) へ。広大な景色は遠近感を失わせる。

彼の家族が持つキャビン。多くのノルウェーの人々の夢は、山中に自分自身のハット(山小屋)を持つことだ。

暖炉と蝋燭。静寂の山。唯一の音は薪がはぜる音。至福の時間。

こういうトコロを持つことが社是、みたいな会社でいいな。

キオスクでもスーパーでも必ず売ってるノルウェー版キットカット。英語で言うと “Quick Lunch”。行動食だけでなく、お土産にもいいですよ。なんとなく美味しそうじゃないですか?味は、まあ、一緒なんだけど。

日中でもマイナス10℃を上回ることはない2月のノルウェー。日は10時まで上がらず、14時には暗くなってしまう。ノルウェーのスキーは本当は春から初夏がいい。

ヘムセダールのスキーリゾートへ。ノルウェーの人口は540万人。ほぼ日本全土と同じ大きさの国土に、ほぼ北海道と同じぐらいの人口。そして、540万人の国民全員がスキーをする。そりゃ売れるわけだ。

スキー場も山ひとつそのまま滑っていいですよ〜、という広大さ。柵もないし、ネットもない。無駄な看板もない。J POPも流れていない。日本のスキー場ってなんで謎の音楽が流れてるんですかね?

トップから雄大な山並み。ゲレンデって言うか…ただの山だよなあ。

今度始まることになるブランドの仲間と。オフィスで会うよりココで話した方がなにかが確実に伝わる。明日はみんなで山だ。

hodaka