2017_05-09 Sweet Protection Trunk Show
アメリカとヨーロッパへ行って、帰ってくると日本の山と海に出掛けて、その合間はと言えば、そう、旅をしていた。 6月から約3ヶ月間、日本全国各地のプロショップ15店舗で、日本での本格展開が開始となるスウィート・プロテクションの予約販売展示会ラウンドツアー “sweet protection trunk show 2017” を開催。 必ず毎週末、日本のどこかの街やフィールドで、販売店と共催。ノルウェー本国より予約商品を輸入、予約発注限定輸入販売制でのスタートだった。 逆に言うと、そこまで足を運んでもらいこの機会で予約をしないとほぼ手に入らない。残念ながらワンクリックでは買えない。この時代だからこそ、そのひと手間をたいせつにしたい商品だと思ったからだ。 OSAKA - このお店は僕が輸入するブランドをずっと育ててくれた。国内初の予約オーダーの後はそのお客さんたちと店頭でタコ焼きパーティ。カリフォルニアから直行だったのでその落差がスゴすぎてクラクラするけど、まあ同じ西だ。 Kyoto - こういう face to face のコミュニティが最初はいちばんありがたい。巨大な資本も派手な露出もないからこそ、こういう専門店の力と草の根の伝播力の底力を信じてみたかった。 Jiyugaoka, Tokyo - 東京の会場では、知己のスタッフさんたちと、この二日間でヘルメットの予約受注を誰が一番獲るかで真剣勝負を行おう、というくだらない企画で盛り上がった。週末に東京にいて自宅に帰れるのって、数えたら40日振りだった。 Nagano : 旅の合間に飯山の旧友に手伝いを依頼。友に山や川で遊ぶときに使うものを扱うのだから、都会でアホくさい事務所家賃を払うぐらいなら、遊び場が近い地方の仲間と一緒に、新たなシェアワークモデルを作り上げてアウトドア事業は運営できる、と今でも思っている。まだ本社がないのに長野支社が先にできちゃった。 Hakuba - 白馬では古巣が快く応援してくれた。事前相談のときから江口くんが「オーダーの数はそんなに取れないけど、白馬で真剣に遊んでる人達の紹介はできるよ」と言っていた。それだけでいいじゃん。それがいいんじゃん。 Sapporo - スウィートヘヴィーユーザーの友が北海道旅行中に訪ねてきてくれた。こういう方々に喜ばれるのが何よりの励みだった。 札幌では仲間がいつも飲み会を開いてくれた。 PEAKの大紀くんに「スキーが大好きで若くてヒマなヤツいねえかな」と相談していたら、そこに現れたのがタカだった。 「いまの仕事を辞めて、札幌で肉体労働のバイトでもして、冬にジャクソンホールに行きたいと思ってるんです」 「ちょ、ちょ、ちょっと待て。ジャクソンホールは逃げない。だから、まずはオレんとこ来て、その旅費を稼げ!」...