旅の合間に息抜きを作ってパリへ。

20代の頃、いまとはまったく毛並みの違うファッションの仕事をしていた。パリは、その頃から僕の憧れの街であり、海外での仕事のすべてを教えてくれた街だ。

今でもヨーロッパに行くたびに、合間の時間を見つけては、パリに立ち寄ることにしている。

いろいろ思い出しながら、街を歩く。いろいろ今を考えながら、街を歩く。

「どこの国や街がいちばん好きですか？」と聞かれることがある。「次行くところだよ」と嘯くこともできるが、実はパリであることはずっともう決まっていて覆せないのだ。

立ち止まりたいとき、進まなければならないとき、また、パリに来るだろう。

hodaka