オスロでのミーティングを終え、ベルギーへ飛んだ。

ベルギー第三の都市Gent(ヘント)へ、ベルギーの新鋭カヌーブランドONAK(オナック)のチームを訪ねる。ONAKは、日本の「おりがみ」にデザインの発想を得た、収納性に優れたまったく新しい考え方の折りたたみ式カヌー。

はじめてのブリュッセルは、街じゅうからチョコとワッフルの匂いが溢れ出ていて、甘いものが苦手なワタシには拷問の街でしたが、世界遺産グラン・プラスはさすがの荘厳さでした。

ベルギービールも「うーむ、やはり本場はなかなかやるじゃねーか！」という味でした。

ブリュッセル随一の名所は小便小僧の像です。おみやげに取引先ぶんと友人用に買い占めようかと思ったが、なんとなく、やめた。重いし。

ONAKは、自分たちで素材開発し、組み立て、出荷する。自分たちで遊び、改良し、売る。なんだか親近感の湧くスタイルの、パッションある素晴らしいブランドだった。日本での販売は難しいと判断したが、メール仕事だけでなく、こうしてちゃんと訪ねて互いを知ることが一番だいじだ。

「オマエの会社の強みはなんだ」と聞かれるから「わざわざこんなとこまで来てオマエと飲むことだ」と答えたその意図が伝わった証拠に、次会うときの飲み屋の場所も決まったから、訪問は、まあ成功。

hodaka