
長旅の息抜きにはちょっと旅に出たくなる。いつもの仲間達と恒例のパドリングキャンプツアー。今年は新潟粟島。

車中泊を嫌うアウトドア好きな友。コンビニって野営していいのかしら。廻りにごろごろ転がってるけれど朝だいじょうぶかな。

カヤックにテントに酒に食料にすべてを背負う。背負えるモノはすべて背負え、背負わぬ者は飲むべからず、という会則がある。

いつまでたってもこういうのがいちばん好きだ。

旅慣れた友との出発準備は要領が良くて以心伝心。

秋の日本海の透明度は何物にも代えがたい。凪の海が輝いている。

いつものことだが、ひたすらに漕ぎ続ける。

島の反対側の入江に上陸。本日のお宿はこちらになります。

すべての入江が息を呑むほどに美しい。イカがウヨウヨ泳いでるのが見えるんだよぉ〜。

会長のワタシは出発前に宣言した。「食糧は米と醤油しか持たない。すべては釣果にかかっている」。会員達の日頃の鍛錬が試される。

「会長!なかなか釣れません!」
「なんだと!うるせえ!つべこべ言わず、釣れねえなら潜れ!」

まさに真正面の目の前に陽が落ちてゆく。天国のようなキャンプ地だ。
hodaka