
Mediterranean Summer Breeze.
ショートブレイクの息抜きに、地中海へ。

街も風も人も、地中海の香り。

日本でスキーをしたいマルセイユのカップルが、友人の友人(のさらに友人だっけな?)を頼って、ノルウェー人に辿りついた。そいつが紹介したのだ。「日本に行くならベストホストがいる。ホダカってやつに連絡しな」と。

そうやって、毎冬僕は、見ず知らずの人を、日本のパウダーに案内することになる。

だったら、お返しに、マルセイユを案内しろってんだ。


Ballon des Auffes, Marseille
南仏は、汗だくの暑さだし、電車も人もまったく時間通りに来ないし、何するか予定は決まらないし、あまりおシゴト相手にはしたくない感じである。

でも、毎日うまいパンとワインとムール貝があって、今日のメシはどうするかみんなで真剣に悩んで、考えすぎて疲れても海に飛び込んじゃえるので、そんなこまけーコトなんてまあべつにどうだっていいや、という気にさせられてしまうとても困ったトコロだ。

今回の旅の友、PierreとVanina。ピエールくんは、八甲田大岳の頂上直下で、シールを外すときに板を谷底に流して以来、ナニかココロの底でつながっている大の親友です。はじめて覚えた日本語は「ニショー ハ モウ ノメマセーン!」だった。

なかなか楽しい、のんびりな毎日。

Château La Coste, Le Puy-St.Réparade, France
good music, good art, good wine.
エクサンプロヴァンスで素敵なコンサートがあるというので、ル・ピュイ・サント・レパラードというところにある、篤志家が営む現代アート屋外美術館+ワイナリーへ。

ここ有名なんですかね?
マジでスゴイですよ。
ブドウ畑に浮かぶフランク・ゲイリーの音楽ホールで聴くジョウリックなるコンサートもこれがまた秀逸でした。持つべきは地元の友。

現代アートやワインが好きな人は絶対行くべき。


エクサンプロヴァンスの街。旅するには文句なしにイイところです。

でもひとつ文句というか、願いが叶うとしたら、トイレには便座をつけてほしい。
ヘリに座るべきか悩み、座らず力を入れるのはなかなか困難で、そもそもヘリのサイズが合わないから座ろうともケツがハマって落ちてしまう。

カランクの玄関口のカシ。

カランクは、死ぬまでに一度は訪れてみたい地中海の絶景、らしい。

それより、サラッと食うパテの方が、死ぬまでに一度味わってみた方がいい。
Merci beaucoup Vanina and Pierre-Antoine, you made my trip in South France amazing.
hodaka